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アップルがiPhone用OperaMiniをリジェクトした理由
日本ではあまり話題になってませんが、iPhone向けのブラウザOperaがリジェクトされたことについて、僕は非常にアップルらしい選択で正しかったと思っています。そのことについていろいろと考えたのですが、iPhoneのプラットフォームの話にまでさかのぼります。

iPhoneが1000万台を突破したとか、iPhone1機種だけで全携帯電話機シェアの2.3%獲得したとか、iPhoneの普及に関するニュースをよく目にします。

Apple、iPhone1機種で全携帯電話機シェアの2.3%獲得 | iPhone 3G Wiki blog
続編:iPhone1千万台突破の意味(今後のゲームプラットフォームとは) | iPhone 3G Wiki blog

iPhoneのプラットフォームとしての非常に重要な点がいくつかあります。

・iPhoneハードは実質2機種(iPhoneとiPhone3G)
・iPhoneハードの大きなモデルチェンジは1年に1度(かな?)
・iPhoneOSは常にアップグレードする

iPhoneプラットフォームは日本の携帯やPCのモデルと全く違います。iPhoneではハードウェア・ソフトウェアによる多様性を認めていません。理由はいくつもあると思いますが、それは伝統的にアップルが行ってきたものでもあります。

・絞り込まれたハードラインナップ
・単一のOS
・統一性をもったGUI

Macの場合はハードウェアは頻繁にマイナーチェンジします。クロックアップとメモリ、ハードディスクの容量アップがメインです。これはMacとiPhoneの思想の違いのためです。Macは画像、音楽、動画などの創作・クリエイティブなツールとして捉えており、スペックを統一することによる共通体験の再現性よりも、ユーザの快適なクリエイティブ活動を重視しているためです。一方iPhoneはよりコンシューマ向けのモデルで、積極的なクリエイティブなツールとしては捉えていません。基本はメール、ネットによるコミュニケーションであり、コミュニケーションをサポートする機能の充実と統一した環境の提供にあります。ハードウェアによるユーザ体験の違いはPCのゲームなんかがわかりやすいですね、最新のグラフィックカードを必要とする3Dゲームは、ハードの性能で随分ゲームの質が変わってきます。アップルはこういったことをそもそもよしとしていないんです。

ここでOperaに話を戻します。

iPhoneがMac以上にユーザ環境・体験の統一に気を使っている以上、ブラウザを単一のものにするというのはあたりまえのことかもしれません。PCの世界ではIE6,IE7,Firefox,safari,operaと主要なブラウザだけでもいくつかあります。ただそれぞれ仕様の違いから、それぞれのバグも含めると、同じPCブラウザでありながら全く挙動、表示が異なってくることが多々あります。PCではあらゆるものをユーザが自由に選択できる反面、享受できる体験に違いがうまれてきます。アップルがiPhoneをよりコンシューマな市場にフォーカスしていくなら、サポートなども含めてPCの無益なブラウザ間の問題は持ち込みたくないはずです。

少なくともOpera miniのiPhone版の詳しい仕様はわかりませんが、webkitとHTML5,iPhone向けjacvascriptイベントを実装しなければ、iPhone向けのサイトやwebアプリはほぼ再現できなくなります。少なくとも現状の携帯用Opera miniと同じ仕様では無理です。アップルのデベロッパー向けの情報を見たことがあるひとには、いかにアップルがUIなどに対して細かく記述しているかがわかるのですが、下手したらそれらを全てぶち壊しかねないのです。

まぁただSafariも最近よく落ちるので、僕的には心情的に安定したブラウザが欲しい。っていうかアップルはそのことが一番ユーザエクスペリエンスを下げているということを重く受け止めるべきだ。

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